【染め帯】裂取菊草花水色地

ずっと見ていたい染め帯

あっさりした染め帯が多い中、存在感のある友禅を染め帯にした野口。

野口の作品には、1点1点銘が付けられています。

「裂取菊草花」と銘が付けられています。

着物用語では、古代の織物の断片を裂(きれ)といいます。
「裂取り」とは、 異なった裂をおいたように、種々の文様を継ぎ合わせた形の文様のこと。

お太鼓には、色紙絵のように、裂取りした部分は色を付け、藤と菊の花が描かれています。

前の柄には、桜と菊が同じく裂取されています。

春でも秋でもお締めいただける野口の染め帯は、色無地、江戸小紋、小紋など、主張しない着物にオススメです。


価格など詳細はお気軽にお問い合わせください

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谷 加奈子

丸や呉服店 代表

東京都出身。 大学卒業後、大手メーカーのSEとして就職。 1995年、東京・大田区西蒲田に店を構える1926年創業の「丸や呉服店」の三代目として 家業に入る。2016年、着物をファッションだけではなく、もっと広い意味で伝えたく、「表に立つ人を輝かせる」という想いを載せて一般社団法人「着物道」を設立。
代々受け継がれてきたノウハウを生かして 「自分に似合う着物がわからない・・・」と いう悩みや「キレイに着るコツ」 など、着物 雑誌「七緒」「きものサロン」を始め、新聞や テレビ・ラジオなど多岐にわたって「着物生活」 の専門家として活躍中。