• トップ
  • 読みもの
  • 着こなしTPO年中行事お客様の声
  • 孔雀色の振袖と山吹色の八掛にお誂え|母と娘の振袖物語Vol.2

孔雀色の振袖と山吹色の八掛にお誂え|母と娘の振袖物語Vol.2

お好みの色で振袖を

ご相談いただきましたお嬢様の1番の願いは、大好きな色の着物を身にまとうこと。

 

大好きな色の着物をご相談にいらっしゃる前から、お探しになっていらっしゃったのですが、なかなか出会うことができずにいらっしゃったのです。

 

近年は、特に思いをお持ちの方が多いのに、染められている着物はその想いに応えきれずにいます。お誂えというと、高価に思われがちですが、既に染められた着物と白生地から染めるお誂えは金額がほとんど変わりません。

違いは、制作工程と楽しんでいただけるかどうか・・・時間はかかりますが、その時間だけ、思い入れのある着物になっていただけると思っています。

 

こちらは、孔雀色の振袖、そして八掛に山吹色を染めさせていただきました。

いかがですか???

 

お母様にも常様にも染め上がった色をご覧いただき、喜んでいただけました。

 

この後、背中に縫紋をお入れします。

縫紋にもお嬢様の思いをのせさせていただきました。

続きは次回・・・お楽しみに。

★次回はこちら
色無地に世界でたった一つの縫紋|母と娘の振袖物語Vol.3

 

この記事を書いた人

  • facebook
  • twitter
  • instagram

谷 加奈子

丸や呉服店 代表

東京都出身。 大学卒業後、大手メーカーのSEとして就職。 1995年、東京・大田区西蒲田に店を構える1926年創業の「丸や呉服店」の三代目として 家業に入る。2016年、着物をファッションだけではなく、もっと広い意味で伝えたく、「表に立つ人を輝かせる」という想いを載せて一般社団法人「着物道」を設立。
代々受け継がれてきたノウハウを生かして 「自分に似合う着物がわからない・・・」と いう悩みや「キレイに着るコツ」 など、着物 雑誌「七緒」「きものサロン」を始め、新聞や テレビ・ラジオなど多岐にわたって「着物生活」 の専門家として活躍中。